自分の住む家だから細かい部分までこだわりたい。
このように考えている人のためにあるのが注文住宅です。
ここでは注文住宅ができるまでの流れなどを追っていきたいと思います。
注文住宅を建てるためには、事前の準備が肝心です。
どんな家で、どんな暮らしを思い描いているのかをまとめます。
建てたい家のイメージを明確にするための情報収集と、設計・施工業者をリサーチしながら土地条件の把握や資金計画も立てます。
設計者に家のイメージや土地・資金の条件についてを伝え、家のイメージを具体化して現実の形に落とし込みます。
依頼先がハウスメーカーや工務店の場合は契約を行い、設計事務所で設計を行った場合は施工業者を選定し工事請負契約をします。
契約が済むと地盤調査を行って工事に取り掛かります。
設計や施行の各段階で専門家による検査を受ければ安心度が増すでしょう。
最後に家の引き渡しとなります。
家を建てるのに必要な費用は、家本体を建てる費用のほかにもさまざまな費用が必要になります。
まず、家本体にかかる費用は工事費、設計料、測量費、地盤調査費があります。
このうち設計料は建築費用の8%†10%くらいといわれています。
次に家を建てる以外に必要な費用は、建て替えの場合は前の家の解体費用、確認申請費用、屋外の給排水費用、登記関係費用、火災保険、仮住まい・引越し費用、エクステリア工事費、インテリア関係費などです。
他に、地盤調査の結果改良が必要になれば追加料金が発生することになります。